七夕の日、草加東高等学校の学校説明会に行ってきました。校長先生が先頭を切って説明していく、珍しいスタイル。
お話しを伺っていく中で一番感じたことは、
「生徒の居場所を確保し、自己肯定感を高める」
という一本の哲学が、説明会に流れていることでした。これを「草加東哲学」と呼ばせていただきます。
わが子に
「温かい環境で自己肯定感を高め、
志を持って自分の道を進めるように」
とお考えのご家庭は、学校説明会に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

1.【文武両道】
「文」は、希望する進路の実現。
「武」は、努力を積み重ねる経験の蓄積=自己肯定感を高める部活動推奨。
2.【部活動】
自己肯定感を高める部活動についても、
小学校→中学校は、まだ周りに知っている顔がいる。けれど、
中学校→高校は、進学者の一番多い中学で、約40名いたとして、320名の定員に(今回は280名になります)、8人中7名は知らない人になる。
だからこそ、放課後の「居場所」としても、部活動を推奨。しっかりとしたデータに基づいた説明が続きます。
3.【進路】
安易に専門学校に行かないように指導している。やりたい職業が見えていないのならなおさら、ということでした。
確かに、高校進学の時点で、明確な夢を持っているとは限りませんし、在学中にやりたいことが明確になるパターンばかりでもありません。そのような中で、安易に専門学校に進むことで、「やりたいことと違う「思っていたのと違った」と、1年もたたずに、退学してしまうケースもあります。これは、草加東の先生も指摘されていました。
ここ数年の草加東では、高校一年生のころから、
「日東駒専(日大、東洋大、駒澤大、専修大)に行けるんだよ!」と、声かけ。
「やればできる!」と声かけ続けることで、チャレンジするようになっていくそうです。これも、ある意味、居場所作りであり、自己肯定感を高められる環境と言えます。
それが、見事に進路実績に反映されています。
4.【2027年入試について】
・「面接」
そう差は生まれない、と想定しているそうです。校長先生からの注意点として、
≪自分らしく、自分の言葉で、話してほしい≫
この言葉は、中学生の生徒さんとその保護者さんの背中を優しく後押しする、肯定するように感じ、私の胸に刺さりました。
なぜ草加東に進学したいのかを、自分なりの言葉で探しておくことが大切のようです。
今の時代、AIで文章作成することも可能ですが、利用するとしたら、校正にとどめることをお勧め致します。
AI利用の利点は、自分の気持ちを、どう言語化できるか、どのような言い回しがあるのかを知れることにあります。
昔も、書店や図書館にあった例文集などがあり、それで学び、成長していった部分もあるかと思います。それと同じように活用します。くれぐれも、AIに書かせて終わり、にはしないようにしましょう。やはりバレますので。
・「内申は、1:1:3」
資格試験の結果や中学内での活躍を、調査書に記入しなくなることから、見られるのは、9教科の評定のみ。
そこで、どれだけのがんばりを残していけるか。「そこを見逃しません」という草加東からのメッセージを感じます。
・「学力検査(入学試験のこと)」
誰もが解ける問題を確実に、卒なくできるように、とのことでした。
数学の問題で言えば、大問1。
この大問1を確実に得点することが大切であることは、長年の入試結果からも見えてきています。
理科・社会も同様に大問1は落とさないように。
国語は、読解であれば文意の正確な把握と、漢字・文法を落とさないこと。
英語は、語彙力と1つ目の長文をしっかりクリアできれば平均ラインに乗ります。
それらを確実にするということです。
そして、見落としていけない、もう1つの大きなポイントは、
県内公立高校初の「コンビニ」!!
必見です。
生徒が毎日気持ちよく学校生活を送れるよう、学校が環境づくりにも力を入れていると感じられます。
設備だけを見れば「コンビニがある学校」。
ですが、その背景には、生徒一人ひとりが安心して学校で過ごせる環境を整えたい、という思いがあるように感じました。
草加東哲学に興味が湧いた方は、説明会に予約してみてくださいね。

