2027年(現中3生)の入試で、変わることと変わらないこと。

まだまだ先、と思っていた我が子の高校入試。気づいたら、今年。でも、中学最後の部活の大会も控えているし、、、いつになったら準備した方が良いんだろう?

そう思われているご家庭は、行動を始めてみるのをお勧め致します。なぜなら、ちょっと視野に入れている高校のホームページをご覧になってみてください。

もう、学校説明会の日程が発表され始めていますよね。そうなんです、始まっているんです。今から考え、行動していく必要があります。「定員割れの高校」のある時代は川口市内を見ても、幕を閉じようとしています。ついこの間の入試結果を良く見てみると、定員割れの高校で不合格者が出ているの?と思わされる数字も見られます。高校進学というものが、次のフェイズに入ったのだと感じています。

入試は、トレンドと違って、がっつりお子さんの未来に関わって来ます。ただ、1970~80年代を駆け抜けた保護者世代の私たちの時代とは大きく感覚が異なっていますので、要注意です。埼玉県の公立高校について、減っていく計画が出ているのもあり、どの高校も特色を出そうとしているようにも伺えますし、「特色」こそ大切な時代に入っているようにも思えます。

さて、まず2027年(2026年の中3生対象)に実施される「マークシート形式」について考えてみましょう。マークシート形式は、私立高校ではむしろ標準仕様です。先輩方を見ていても分かる通り、マークシートごときでつまずくお子さんなんていません!何も心配いりません。

なので、マークシート問題を解く際の注意点としては、次のことくらいです。

・選んだ答えを、問題用紙にも記入しておく。
・飛ばした問題には「☆」マークを付け、解答用紙も忘れずに飛ばす。

たったこの2つだけです。私立を受験するお子さんたちには、その二点を伝え続けていますが、これまでトラブルが発生したことはありません。お子さんは、このくらいのことであれば簡単に乗り越えていきます。大丈夫です。

では、何が心配なのか!というと、マークシートうんぬんではなく、むしろ、難易度の方向性ですよね。ですが、それだってしっかり基礎学力をつけることを念頭において、学習していれば良いだけのことです。

ただ、私の中で一つ教訓にしているのが、予想・予測をしない!ことにしています。それまでは予想問題を作成して、、、とやっていましたが、それを根本から覆される日が来ました。

忘れもしない平成29年の公立高校入試の日。大きな変革でもあった「初の学校選択問題」の時でした。数学。解の公式の証明をさせるという問題が、大問1(7)②で出題されました。大問1でです。私は、それまでの自分の甘さを呪いました。なんでやらせておかなかったんだろう。高校に入れば、1学期にはやる内容なのに。あの悔しさは二度と忘れることはないでしょう。その後、2024年の埼玉県南部校長会テストでも出題されています。

なので、それ以降は、偏差値60を超えてくる学校の受験者には、学校の教科書とワークに片隅にでも載っている問題は全てできるようにしてもらうことを心がけ、平均値でもある偏差値50くらいの高校受験者には、通過率(正答率)40%以上の問題は絶対にできるようにしておこう!という姿勢に変わりました。分かりやすいところでは、一次関数の動点P問題です。全く分からないのはNGとし、徹底的に取り組むのです。

逆に言うと、偏差値40周辺にいるお子さんに、動点Pをシャカリキになって教えることもしません。もっと基本的な、比例定数・傾き・変化の割合・切片の考え方を暗記しなくてはなりません。高1の数Ⅰで苦しんでしまうからです。この辺りの判断は、AIではまだ難しいようです。

その初の学校選択問題。学校からも、塾や家庭教師からも、大問1は絶対に全問解かなくてはならない!と指導されていたはずです。しかも、学校選択問題採用校を受験するようなお子さんは、普段から真面目に取り組むお子さんが多いです。

「入試帰りに泣いて帰宅するお子さんもいた」という逸話が残されていますが、それもあながち嘘ではないようにも思えるわけです。私の教え子は、無事に合格の切符を手にしましたが、そこで得た教訓は、今も胸に刻んでいます。

脱線しました。

要は、「学ぶべきところ、おさえておくべきところを外してはならない」学習をするという1点に絞られると考えます。近年、難易度の軟化の傾向が見られるから、難しい問題なんて出ないだろうと高を括るような考えを持たないことです。どちらに転んでも、どんなものにも揺らがない学力をつけておく必要がある!それを忘れないようにしておきたいと思います。易しい方に目を向けていてはいけない!ということですね。

次に「面接」を心配される方もいらっしゃいますが、個人的には、自分自身をしっかり見つめ、どのような未来を描けているかが問われると捉えて間違いはないのかなと思います。

昨今の大学入試、特に推薦枠の受験事情を見ると、いかに自分自身と向き合えているかが問われているように思うので、その一歩目として、入学時に未来を見つめる視点を持ってほしいと高校も捉えているのではないかと想像しています。

点数・偏差値だけで高校選びをする時代は、とうに終わっています。これからは、より自分をしっかり見つめ、より自分自身をよく知り、自分の進むべき道を見つめながら未来を切り拓いていくかが大事なように思えています。

つばめ学習塾は、そういったことを伝えられ、お子さんたちとお子さんたちの未来と向き合える学習塾でいたいと思います。

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