算数の文章題で大事にしているところ

Threadsで、お子さんの算数の文章題における「読解」についてお困りのお母さまがいらっしゃったので、つばめ学習塾で行っている読解の方法をもとに、返信させていただいたところ、思いがけず多くの反応がありました。

ということは、同じ悩みを抱えてらっしゃるご家庭があるのかもしれない。そう考えて、今日は、そこでお伝えしたことをもとに、つばめ学習塾で普段から心がけていることを、少しご紹介します。

算数の文章題を読むときに大事な基本を、「き」「ほ」「ん」に分けてお伝えします。


漢字や計算はできる。 でも、算数の文章題になると、なぜかつまずいてしまう。

こうしたケースは、小学3年生頃になると、少しずつ見えてくることがあります。もちろん、小学1・2年生の段階でも、数を頭の中でイメージすることが得意なお子さん、少し苦手なお子さんはいます。

つばめ学習塾では、文章題のつまずきを「計算方法を覚えれば解決するもの」とだけ考えず、
「問題文に何が書かれているのかを、どのように理解しているのか」というところから見ていきます。

そのために、いくつかの視点に分けてオリジナル問題を作っています。

読解テクニックと呼ばれるものもありますが、まずは根本から考えていきたいと思います。

基本の「き」──何が書かれているのかを確認する

文章題を読むときには、

① 何が書かれているのか
② 何を聞かれているのか
③ 何を答えるのか

この3つを確認するところから始めます。

基本の「ほ」──文章の中から、情報を一つずつ取り出す

例えば、こんな問題です。

「アメが30こあります。これを1人に5こずつ配るとすると、何人に分けることができるでしょうか?」

文章を声に出して読むことはできても、実際に「何が書かれているのか」をつかめていない場合があります。

そんなときは、文章の中から情報を一つずつ取り出していきます。

何が? いくつ? どうする?

といった具合に、読むべきところを確認します。

「アメが30こ」 「1人に5こずつ」 「何人に分ける」

と、文章を分けて見ていくことで、情報を整理しやすくなります。

そして、ここで大切なのが、言葉だけで計算方法を決めないことです。

例えば、

「配る」という言葉が出てきたから割り算。 「合わせる」から足し算。

といったように、言葉と計算方法をそのまま結びつけて覚えている場合があります。

でも、同じ「配る」という言葉でも、その言葉からどんな場面をイメージするかは、お子さんによって違います。

以前、こんなお子さんがいました。

この問題を見て、

30 − 5 = 25 25 − 5 = 20 20 − 5 = 15 ……

と、5こずつ引き続けていったのです。

答えは「6人」なのに、割り算ではなく、引き算で一つずつ考えていました。

そのお子さんの頭の中では、

「30こあるアメから、1人分の5こを配る。すると残りは25こ。もう1人に5こ配ると20こ……」

と、問題文を一つずつ具体的にイメージしていたのだと思います。

そこで、つばめ学習塾では、必要に応じて絵にしてみます。

基本の「ん」──絵にして、数量の関係を見えるようにする

30このアメを、実際に5こずつに分けて考えてみます。

5こずつのまとまりが、1つ、2つ、3つ……とできていきます。

すると、5このまとまりが6つできます。

5 × 6 = 30

という関係が見えてきます。

そして、その逆から考えると、

30 ÷ 5 = 6

となります。

つまり、

「30こを5こずつに分けると、5こずつのまとまりが6つできる」

という、問題文の意味と計算式がつながります。

「配る」という言葉から割り算につながるお子さんもいます。

一方で、「配る」というと「自分の手元からなくなる」ことをイメージして、先ほどのお子さんのように、引き算で考えるお子さんもいます。

だからこそ、言葉だけで「割り算だよ」と教えるのではなく、実際に絵を描いて、分ける作業をしてみる。

そうすることで、

「5こずつ配るって、30こを5こずつに分けていくことなんだ」

と、言葉と数量の関係がつながることがあります。

そして、

「だから30 ÷ 5なんだ」

と、計算式の意味までつながっていきます。


「答え」だけではなく、「なぜその式になるのか」

つばめ学習塾では、

「30 ÷ 5 = 6を計算できる」

だけではなく、

「なぜ、この問題で30 ÷ 5になるのか」

まで理解してほしいと考えています。

文章を読んで、

「書いてあること」 「聞かれていること」 「答えること」

をつなげていく。

必要であれば、線を引いたり、色をつけたり、図や絵にしたりしながら、文章の中にある情報を整理していきます。

そして、「どうしてそうなるのか」を一緒に考えながら、

「分かった」 「できた」 「自分で解けた」

につなげていきます。


つばめ学習塾では、無料体験・学習相談を受け付けています。

「文章題になると、なかなか解けない」
「計算はできるのに、文章題になると手が止まってしまう」

そんなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
公式LINEで「連絡」と送信していただけましたら、個別に対応させていただきます。

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